Urban Blueberry's Life

都内のマンションのバルコニーで楽しんでいるブルーベリー栽培のブログです

ハイブッシュ系の収穫

2023年6月3日ハイブッシュ系の本格収穫です。極早生種・超大粒のユーリカは、終わりに近づき、普通の(?)早生種が採り時を迎えました。温暖化の影響か年々収穫時期が早まっている気がします。梅雨入りの前に収穫できるのは、有難いのですが、残念ながら、直近の台風の影響による大雨により一部裂果が生じてしまいました。

ファージングの裂果です。
豊産ですが、成熟に結構ばらつきが出ます。熟した実にいくつか雨の影響と思われる裂果が見られました。

↓こちらは、スプリングハイ。大実で比較的柔らかので裂果が発生しやすいのかもしれません。

裂果が発生しているのが、いずれも養液栽培のものですが、(養液栽培とは)あまり関係はないかと思います。

↓今回の収穫のメインのひとつサザンハイブッシュ系のミスティです。凄い数の花が咲くので、適当に摘花しないと実が小さくなるのは分かっているのですが、今年も摘芽・摘花をサボった結果、小さめの果実が多く付きました。自家受粉性(他の品種からの受粉なしで結実)が比較的高いように思われます。下記は、やや大実も混ざる房です。

↓スパルタンです。毎年多くの収穫ができます。樹齢も高くなっているので、そろそろ代替わりさせたいのですが、接ぎ木苗でもなかなか上手くいきません。色づきは早いですが完熟には少し時間がかかります。ただ、ある程度は早摘みしても甘さもあるので、やはり上手く大樹(5年以上)に育てば、多くの非常に優秀な実の収穫が期待できます。ブルーベリーの王様と称されるだけあります。

↓スパルタンの隣で栽培しているスージーブルーです。
写真では、小さな実が多く見えますが、結構大粒な果実も多くなります。かなりの豊産性の品種で、完熟すれば食味は最高ですが、完熟手前は結構酸味が強いようです。

↓オーシャン貿易のパテント種のTH-605です。未だに開発コードで呼ばれている珍しい品種ですが、結構大実が成りますが、こちらも完熟した実の食味は優秀です。

↓ノーザンハイブッシュ系のレガシーが色づき始めました。数年前まで我が家のシンボルツリーとなっていたアーリーブルーに取って代わり、一番の大樹になりました。大実・豊産、樹勢も強く、やや酸味も混ざる食味は最高です。当初はそれほど期待していなかったのですが、スパルタンと並ぶ優秀な品種だと思います。

↓こちらもノーザンブッシュ系のシエラです。古くからある品種ですが、ちょっとマイナーなようです。大実ですが、収量ではレガシーにかなり劣ります。

↓サザンハイブッシュ系のカミール、オーシャン貿易のパテント種です。写真はやや小粒~中粒に見えますが、結構大実もなります。

この日の収穫量は、約3.7kg。今年一番の収穫量になりました。

爽やかな夕方だったので、最後は収穫を前に乾杯です。
ブルーベリーは、ツマミにはなりませんが....

<了>